ペロイズム

37歳・独身・現役フリーター のホンネ

サボる技術

サボり慣れている人はけっこう面白い。学生時代、都内のホテルで仕事をしていたことがあるのだけども、そのとき担当してくれた先輩がサボりのスペシャリストだった。仕事を教えるでなく、サボり方から伝授してくれたのだ。一流ホテルともあって、手の抜き方も一流である。誰にも迷惑をかけないそのやり方は、見事なまでに美しかった。


そんな経験もあったせいか、社会人になってからも「サボり方」から考えるようになっていた。楽することばかり考えてきたせいか、その腕前はドンドン磨きをかけていった。上司にバレないサボり方やバレても評価を損なわない方法など色々と身につけていった。次第にサボるのが上手い人と下手な人の違いについても分かるようになっていった。


サボるのが上手い人はある特徴を持っている。それは「サボるような人に見えない」ということだ。身だしなみもしっかりしていて気持ちのいい挨拶をする、そんな人が意外とサボり上手だったりするのだ。個人的な意見になるが、第一印象の良い人は手の抜き方が上手で、逆に第一印象の悪い人は同じことをしても目立ってしまうように感じる。


そう考えると、「サボり上手は、許され上手」と言えるのかもしれない。日頃の行い一つ一つが誠実だったり、丁寧だったり、謙虚だったりするから、周りも責める気になれないのだろう。たまに人なつっこい愛嬌のある子もいたりするが、そういう子は色々なシーンで得をしている。これを計算でやると嫌われたりするが、自然にやれる子はホントに強い。


まぁ、その辺は人それぞれキャラクターというものがあるから、自分を客観的に見て研究していくしかないんだろうけど、基本的にマジメに取り組んでいれば非難されることはほとんどない。だから真摯になることが一番の近道だと思う。そして、たまにこっそりサボって息抜きするくらいが人間らしくて丁度いいのではないかと思っている。

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