ペロイズム

37歳・独身・現役フリーター のホンネ

結果的に失敗したけどFXをやっていて良かったこと

ボクはちょっと前までFXにハマっていた。手っ取り早くお金が手に入りそうだったから、それなりに学者を積んで一生懸命トレードをしていた。だけど最終的にはマイナスとなってしまったので結局やめることにした。世間では投資や資産運用なんて言われているが、ボクがやっていたのはギャンブルそのものだった。


だけど、その経験が全てムダだったというわけでもない。人生を生き抜くヒントをいくつか得られたような気がしている。その中でも一番勉強になったのが「損切り」という概念だ。損切りとは、損を確定させることを指す。損失を最小限に抑えるためのセーフティネットと考えてもらえると分かりやすい。


予測不能なマーケットの世界において、損切りをせずに立ち向かうことは、丁半博打に全財産を賭けるしているのと同じくらい危険なことになる。にも関わらず、実際に損切りを出来る人はあまりいない。それは、自分が下した決定を否定することが出来ないという心理的要素が関わっているからだ。


「これだけお金をかけたんだから今さら撤回できない!」とか「これだけ時間をかけたんだから今さら引き下がれない!」といったように、自己都合で考えてしまう。それは日常生活のあらゆる場面にも起こりえることで、時間とお金をかければかけるほど執着心が芽生えてしまい、なかなか手放すことが困難となる。それが結果的に足枷となってしまう。


一流企業で働いていた人が定年を迎えた後、名刺を持ち歩きながら老後生活を送っているという話を聞いたことがある。ボクなんかは、人間なんて生きているだけで丸儲けなんだから、体裁なんかを気にする必要なんて全くないと思ってしまうんだけど、そういう人たちにとっては会社のブランドと肩書きへの執着を手放せないでいるのだろう。


損切りというのは、短期的に見れば苦痛を伴うかもしれないが、長期的に見れば自由にしてくれる唯一の手段でもある。モノ・ヒト・カネ・時間・情報・努力・過去・仕事などなど、ボクらは自分を制限するものばかりでガチガチになって動けなくなっていることが多いので、もっと積極的に損切りしていっても良いんじゃないだろうか。そんな気がする。

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